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土地を安く買うコツ!値引き交渉のタイミングや進め方を解説

土地を安く買うコツ!値引き交渉のタイミングや進め方を解説

 

住宅購入費用の中で、もっとも高価なのは土地です。
そのため、もしも土地を安く買うことができれば、その分、建物にお金をかけたり、家具や家電にこだわったりすることができます。
「利便性の悪い土地を安く買って建物にお金をかける」という選択肢もありですが、安い土地は何らかの問題を抱えていることも少なくありません。
利便性や価格のバランスを取った家づくりができるように、土地の値引き交渉の進め方や注意点を解説します。

 

土地に定価は存在しない!値引き交渉で土地を安く買おう

知らない方も多い事実ですが、土地は買い主との交渉次第で安くすることが可能です。
土地の価格に定価はありません。
もちろん相場はありますが、そもそも土地の売却価格は、売り主によって決められます。
極端な話、売り主の同意さえあれば、相場より安く土地を買い取ることも可能です。

 

値引き交渉ができるかどうかは売り主の事情次第
土地の値引き交渉は、売り主側からすると特に受けるメリットがありません。
土地所有者の中には、「ほかにも土地を買ってくれといっている人がいるから値引きに応じる気はない」「思い入れのある土地だから値引きなんてありえない」と考えている人もいます。
売り主側の事情や土地に対する思い入れによって、値引き交渉の成否が大きく変わってくるので、土地の値引きは相手を見て進めることが大切です。

 

売り主相手の交渉手段!値引き交渉の方法を解説

土地の値引き交渉を成立させるためには、高い交渉力が必要不可欠です。
ここからは、値引き交渉のポイント・進め方をお伝えします。

 

値引き交渉のポイント:周辺地域の土地相場を調べる
土地の値引きを持ちかけるときは、周辺の相場を調べましょう。
基本的に、土地の取引価格は相場の前後で落ち着きます。
相場からかけ離れた値引きをいきなり持ちかけると、高確率で交渉を拒否されてしまいます。
最終的に相場より安くしてもらえる土地も、最初は現実的な範囲で値引きを求める必要があります。不動産のポータルサイトを見たり、不動産業者に聞いたりして相場を把握しましょう。

 

値引き交渉のポイント:「買う気」があることを理解してもらってから値引きを持ちかける
気になる土地を見つけ、相場情報を調べたら、土地の所有者に連絡を取ります。
このときのポイントは、いきなり値引き交渉を始めないことです。
誰だって、第一声が「値引きしてくれ」だったら、「値引きに応じてあげよう」という気持ちにはなりません。
売り主にとって重要なのは、「値引きをした結果土地を売却できること」なので、まずは「本当に土地を買いたい」という姿勢を見せましょう。
具体的には、相場より高い手付金を用意したり、住宅ローンの事前審査に通ったりした段階で、値引き交渉を持ちかけるのがおすすめです。
売り主側にもメリットがあれば、値引き交渉を進めやすくなります。

 

土地の値引きを持ちかける際の注意点

土地の値引き交渉を失敗しないように、交渉の注意点も押さえておきましょう。

 

土地の値引きの注意点:親族間での不自然な値引きをは売買ではなく贈与に
不動産の売買は、売り主と買い主双方の同意があれば土地をいくらで売っても構いません。
しかし、あまりにも値引きの幅が大きい場合、「贈与税をごまかすための売買なのではないか」と税務署から疑われてしまいます。
親族から土地を購入するときに大きな値引きをしてもらうと、売買ではなく贈与という扱いになり、贈与税の課税対象になる可能性があるため、親族間取引では相場を守りましょう。

 

土地の値引きの注意点:強引・強気すぎる値引き交渉は厳禁
買い主相手にいきなり値引きを持ちかけたり、「値引きしないなら買わない」と強引な態度で値引き交渉をしたりするのは厳禁です。
強引な態度は、多くの場合相手の反発を招きます。「そんなことをいってくる相手には売らない」と取引を拒否される可能性が高いので、注意しましょう。

 

土地の値引きの注意点:値引き交渉はできれば自分でやらず不動産業者に任せよう
営業マンなどをしていて交渉力に自信があったとしても、値引き交渉は不動産業者に任せましょう。
当事者同士で話し合いをすると、感情的に話がこじれやすいからです。

 

まとめ

土地を安く買うために知っておきたい、値引き交渉のポイントをご紹介しました。
ただ、不動産業者によって交渉力は違いますし、土地の価格も地域によって変わります。何より、値引き交渉を成功させるためには、いくらくらいの値引きを持ちかけるべきか、買い主の様子から見極める力が必要です。
自由設計の家を建てるうえで土地購入に関する不安や疑問があるなら、ぜひ一度、当社にご相談ください。