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一戸建てをお得に買おう!中古住宅購入の失敗を避けるポイントを解説

一戸建てをお得に買おう!中古住宅購入の失敗を避けるポイントを解説

 

住まいを購入する場合、新築を買うか中古住宅を買うか、どちらかを選ぶ必要があります。
ただ、中古の不動産には新築にはない経年劣化や故障などのリスクがあるため、価格以外の点に注目して優良な中古物件を見極める力が必要です。
そこで今回は、中古住宅購入の失敗を避ける物件選びのポイントや、中古住宅ならではのメリットをご紹介します。

 

中古住宅購入の失敗を防ぐ物件選びのポイント

湿気で壁や床が腐っている
収納を開けたらカビが生えていた
シロアリがいる
近くに問題のある人が住んでいて、ご近所トラブルに巻き込まれた
といった中古住宅購入のよくある失敗を防ぐためには、物件に関する徹底的な情報収集や現状・契約書などのチェックが必要です。
どのようなことを行えば失敗しないのか、項目ごとに見ていきましょう。

 

気になった建物の情報を徹底的に調べ上げる
中古住宅購入の失敗は、多くの場合十分な下調べで避けることができます。
一般的に、不動産のポータルサイトや不動産業者の資料を見てわかるのは、
・価格
・築年数
・簡単な間取り図
・外観の写真
・駅から家までの距離
などです。

上記の情報は、あくまでも表面的なものなので、
・実際どれくらい建物の経年劣化や設備の故障が進んでいるのか
・新築から現在までの修繕歴はどうなっているのか
・シロアリや雨漏りなどはあるか
・地域の相場と比べて高いか安いか
といった実情まではわかりません。
情報収集で手を抜くと、中古住宅の問題点を見落としてしまうので、気になる物件を見つけたら手に入る情報を徹底的に調べ上げることをおすすめします。

 

予算を具体的に決めておく
中古住宅に限らず、不動産購入でよくある失敗の一つが、「予算オーバー」です。
中古住宅は、価格が決まっているため、「広告のお金を用意すれば家を買える」と思っている人も少なくありません。
しかし、建物の状態によっては、
・内装のリフォーム工事
・家具・家電等の買い替え
なども必要です。
税金やローンの保証料、引っ越し料金などを考えると、予算が足りなくなる可能性があるので、余裕のある予算計画を立てましょう。

 

物件探しに時間をかける
中古住宅購入を焦ると、問題や欠陥のある物件に手を出してしまう可能性が高くなります。
残念ながら、低品質の住宅を高く売りつけたり、手数料をだまし取ったりする悪徳業者は存在します。
そういった業者にとって、「焦っている顧客」は良いカモです。
「この物件が手に入るのは今だけですよ」
「仕事じゃなければ自分が買いたいくらいです」
「実はほかにもこちらの物件を欲しいという方がいらっしゃいまして」
といった利用者を急かす手口から身を守るためにも、物件探しにはある程度、時間をかけましょう。
また、物件との出会いは一期一会です。待っている間により良い物件が市場に出てくる場合もあるので、中古住宅探しでは焦らないことが大切です。

 

契約する前に必ず重要事項説明を確認する
不動産業者の仲介で中古住宅を購入する場合、契約書を交わす際に行われる「重要事項説明」を聞き逃さないようにしましょう。
重要事項説明は、買い主側の無知につけこんで問題のある物件を売却しないように、不動産業者側に課せられている契約上の説明義務です。
・シロアリ
・雨漏り
・事故物件
といった重大な問題のある物件なら、必ず重要事項説明で内容を説明してもらえます。
相手側から十分な説明を受けていても、「書類を読むのが面倒」「適当にサインしておこう」と聞き流すと、住宅購入を失敗してしまう可能性が高いので、注意しましょう。

 

安くてお得!中古住宅ならではの魅力とは

中古住宅の強みは、何といっても価格の安さでしょう。
ただし、安さ以外にもメリットがあるので、簡単にご紹介していきます。

 

新築住宅よりも安い
中古住宅は、新築物件と違って「宣伝広告費」が乗っていないので、その分、安価になっています。
また、経年劣化、つまり築年数も価格に影響してくるため、古い物件ほど安く購入することができます。
古い住宅は見た目が汚くて嫌という方でも、中古住宅を安く購入してリノベーションをして綺麗にするといった手法もあります。

 

前オーナーから周辺環境や暮らしの注意点を教えてもらえる
多くの場合、中古住宅の売り主は実際にその家に住んでいる住民です。
暮らしているからこそわかる不便さや住宅の良い部分、信頼できる病院やお得なスーパーなどの情報を教えてもらえます。
また、実用期間が長いので初期不良などの心配がなく、経年劣化や破損を除けば大きなトラブルに遭遇するリスクが少ないのもメリットです。

 

内覧してから購入を決められる
契約をしてから工事を始める新築物件と違って、実際に現物を見てから購入を決められます。
「考えていた色や配置と違う」といった思い違いも起こりませんし、内覧で間取りなども確認できるので、家具選びの失敗も防げるでしょう。

 

まとめ

今回は中古住宅購入の失敗を避けるポイントを解説しました。
中古住宅も新築住宅も、焦ると良い買い物ができません。
中古にも新築にもそれぞれの良さがあるので、問題のある中古物件をつかんでしまわないように、下調べや内覧に時間をかけましょう。
品質の良い中古住宅の探し方や、中古住宅購入後のリフォームについてわからないことがあれば、ぜひ一度当社にご相談ください。